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介護食を取り巻く状況は徐々に整備してきたが問題点も

そのメニューは合ってますか?

介護食には「刻み食」「ソフト食」「ミキサー食」など様々な種類があります。
「刻み食」は飲み込む力はあるものの噛む力が弱くなった人に適しています。
「ソフト食」は食材をミキサーし、舌や歯茎でつぶせる程度に固めた食事で、噛む力と飲み込む力の両方が落ちてきた人に適しています。
「ミキサー食」はミキサーでポタージュ状にしたもので、噛む力が衰え、飲み込むことも難しい人が利用します。
それぞれ食べる人の状態に合わせて選べばよいのですが、ミスマッチがあると危険を伴うこともあります。
たとえば「刻み食」は刻んであるが故に口の中で食べ物がまとまりにくく、誤嚥につながる危険があります。
そのためトロミをつけて口の中でまとまりやすくするなど工夫されていますが、注意が必要です。

嚥下食レベルに合った食品を選ぼう

嚥下食とは食べ物を飲み込む力の低下に合わせて、食材の大きさ、まとまりやすさなどを調整した食事のことです。
「嚥下訓練食品」であるスライスしたゼリーから「嚥下調整食品」である全粥、軟飯、軟菜食まで7段階に分類され、それを図化した「嚥下食ピラミッド」に分かりやすく表されています。
日本介護食品協議会が定めた「ユニバーサルデザインフード」は、噛む力、飲み込む力の目安とかたさの目安で「区分1」から「区分4」に分類され、フローチャートや表を使って確認することができます。
これらの図表を利用して、食べる人の状態にあったものを選ぶことが大切です。
通販の場合も、価格や料理の好みだけで選んでしまうと本来の機能を生かすことができません。
事前にプロに相談するか、十分に調べてから利用することをお奨めします。


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